サザンオールスターズの 桑田佳祐さんはすごいと思います。

私は1975年頃活動を開始し 1978年6月発売の 『  勝手にシンドバッド  』 で レコード・デビュー したサザンオールスターズの 大ファンです。 上のシールは 2008年の私の誕生日に子供たちが 『 サザンオールスターズ 30周年記念Tシャツ 』 などといっしょに 茅ヶ崎のサザン通り商店街の エトアール洋菓子店のサザン・セットのおまけシールです。 ( お菓子以外はまだ持っていますが そろそろTシャツは限界か…。 )

彼らのデビュー・レコードが出された時には 私は高校3年生で。 お気に入りの音楽は キング・クリムゾンや エマーソン・レイク&パーマー、レッド・ツェペリン、10cc、ユーライヤ・ヒープ、ドアーズ、エリック・クラプトン、イーグルス、クイーン、アメリカ、ボブ・ディラン、ジョン・デンバー、ジョン・レノン、ピーター・ポール&マリー、ポール・サイモン、エルトン・ジョン、キース・ジャレット、E.L.O.、井上陽水、山崎ハコ、… 持っていたレコードなどの一枚ずつに思い入れが深かったです。 大学生になるとアース・ウインド&ファイヤーやABBA、スパイロジャイラ、ロッド・スチュワート、ビリー・ジョエル、ジャーニー、…そして クラッシックのレコードたち。 ジャケットを思いだすだけで幸せになれる日々を送っていました。 最初に買ったサザンオールスターズのレコードは10ナンバーズ・からっとで 大学1年の4月でした。 『 いとしのエリー 』 がお気に入りでした。 当時流行りのディスコ・ナンバーも増えていきましたし、YMOも買いましたしマンハッタン・トランスファーもすてきでした。 ウエイン・ショーターやライオネル・ハンプトン、MJQ、ローズマリー・クルーニなどはレコードやカセットだけでなくライブなどでも聞きました。 取り敢えずのN響はもちろん在京10オケ、 ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、シカゴ、フラデルフィア、バンベルク、チェコ・フィル、ロンドン交響楽団、パリ管、…などのオーケストラ、バレーやオペラの引っ越し公演の数々や、 メニューヒンなどのリサイタルや多くの室内楽の演奏会 …

私の音楽に対する興味はどんどん広がりました。 1980年代の終わりにはクラッシック系は仕事の要素としてが増え、 ボブ・マーリーがお気に入りで 六本木の『 ピジョン 』 で朝まで踊り空が薄明るくなった時間に家路につくようなことも何度もありました。それでもサザンオールスターズの音楽はいつも身近にありました。

私がサザンオールスターズをそれまで以上に再評価しはじめたのは、 1993年リリースの 『 エロティカ・セブン 』 や 1995年の 『 マンピーのG☆SPOT 』 あたりで 詩人としての桑田佳祐のすごさに気がついてからです。 1996年の 『 愛の言霊 』 や 究極のエロ・ソング 『 経験 Ⅱ ( セカンド )』 に至っては 私のテーマソングにしようかなと思うほどの完成度だと思っています。 最後に買った2005年のアルバム 『 キラー・ストリート 』 のクオリティーの高さには 完全に脱帽でした。 『 エロチック 』 が 音楽のなかで昇華していくような不思議な世界を生み出せる 桑田佳祐さんは 偉大だと思います。

エロティカ・セブン EROTICA SEVEN
作詞/作曲 桑田佳祐

夢の中身は風まかせ
魚眼レンズで君を覗いて
熱い乳房を抱き寄せりゃ
自分勝手に空を飛ぶ

惚れたはれたの真ん中で
電気ショックを味わいながら
濡れた性ほど妖しげに
五臓六腑を駆けてゆく

恋人同士だから飲む
ロマンティックなあのジュース
涙を見せぬように生きていたいだけさ

抱きしめて私は私 喉がカラカラ
そんな愛こそすべて
女は女 夜もバラバラ
我はエロティカ・セブン

黒い悪魔がやって来て
ハードコアな気持ちにさせる
一度キメたら止められぬ
中途半端な不良(ワル)じゃない

もう一度だけ二人して
殺し文句のフルコース
奥歯も凍るようなキスをしたいだけさ

誰よりも私は私 生命(イノチ)からがら
愛の嵐の中で
女は女 化身(バケテ)ギラギラ
君もエロティカ・セブン

恋人同士鬩(セメ)ぎ合う
期待通りのデキ レース
いつかは燃えるような恋をしたいだけさ

魅せられて地獄の果ては 恋路の都
堕ちたアダムとイブか
刃(ヤイバ)を剥いた夏の淫獣(ケダモノ)
真面(マジ)と狂気のヘブン

抱きしめて私は私 喉がカラカラ
そんな愛こそ好きさモンスター
女は女 夜もバ