弦楽器製作者は自作楽器に全力を傾注します。しかし、そのチェロを購入した演奏者も同様です。.
先週のことですが、2023年10月に私が販売した新作チェロの所有者さまからの強い要望で 3月25日に”鍛造鉄釘”をネックブロックに埋め込みました。
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このチェロは整備後 2026年3月27日に引き渡してあり、”鍛造鉄釘”設定での演奏会デビューは 4月19日(日曜日)にTOPPANホールで、ベートーヴェン弦楽四重奏曲 第15番 イ短調(op.132)などが最初となります。
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もちろん、私は ステージ上のチェロ奏者から 22mほど離れたホール最後部で聴きます。緊張する仕事でしたが、かなりの整備費用を承知の上で依頼してくださった演奏者の方に感謝するとともに、キャリング力の強さを演奏会場で楽しみたいと思います。
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Antonio Gragnani (1740-1794) Violin, Florence – Livorno 1786年.



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Outside “Toppan Hall” after the concert. ( April 19, 2026 )
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十分な時間をかけて準備がなされたと感じられる、充実した仕上がりの演奏会でした。
本当に、聴けてよかったです。
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Joseph Naomi Yokota